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和歌山の伝統美、紀州漆器と老舗地酒を訪ねて その1



和歌山の伝統美、紀州漆器と老舗地酒を訪ねて その1


のり:たかさん、入社してもうすぐ一年になるけど、仕事ずいぶん慣れてきた?

たか:そうですね。のりさんに“ビシビシ”しごいていただいているおかげで・・・。それに、毎日充実してますし〜。

のり:ビシビシは余計だけど・・・(汗) それは良かったわ。和歌山のことも少しはわかってきたみたいだしね。

たか:ぶどう狩り、イチゴ狩り、温泉、観梅も行きましたもんね。自然に触れ合うことができる、まさに癒しの和歌山ですね〜。

のり:自然体験だけじゃなく、和歌山の伝統文化も たかさんに知ってもらいたいのよね。

たか:伝統文化ですか? じゃ〜行きますか〜 恒例の取材!



黒江の町並み


JR黒江駅から徒歩で約15分のところにある、和歌山県海南市黒江
川端通りを少し入った路地裏に、江戸時代末期からの古い町並みの面影をところどころに見ることができます。

江戸時代初期、当時盛んになってきていた漆器業のために、わずか5年間で計画的に干潟が埋めら立てられ、漆器従事者のための町が形成されていきました。




のり:昔、この辺りの家は斜めに軒を連ねて建てられていたから、のこぎり歯のようにジグザグに並ぶ景観だったんですって。老朽化で新しい家に立て替えるところが増えてしまったから、今ではところどころにしか当時の面影が残っていないけどね。

たか:もったいないですね。情緒があっていいのに。昔の文化は残してほしいですよね。

のり:そうよね。この辺一帯にこんな情緒のある建物がたち並んでいたら素敵でしょうね。





たか:あそこ、三角形になってますよ。でも、どうしてこんな風に建てたんでしょうね?

のり:あそこは、荷車置場だったて言われる説や家相説などいろいろな説があるんだって。その土地土地の歴史があっておもしろいわよね。ま、詳しくは資料があるから勉強してみて。

たか:勉強ですかぁ〜。ハハ・・たまにはしないとですよね・・・。



 


黒江ぬりもの館


ここ黒江は、和歌山県の代表的な伝統的工芸品である紀州漆器(黒江塗)の生産地です。
会津塗(福島県)、山中塗・輪島塗(石川県)などと共に四大漆器産地の一つです。

紀州漆器(黒江塗)の発祥は室町時代。
和歌山県岩出市にある根来寺で僧侶が使う椀・膳などの什器として作られた根来塗が、紀州漆器の由来の一つです。

根来寺は秀吉の兵火にあい、根来塗の職人が黒江に移り住みその技法が伝えられました。
また、輪島塗の起源も根来塗で、それ以前に訪れた僧侶によって技法が伝えられたと言われています。





たか:のりさん、黒江ぬりもの館もかなり古い建物なんでしょう?

のり:江戸時代後期のうるし職人の家をそのまま店舗にしてるんだって。

ここで、根来塗椀研ぎ出し体験をさせてくれるのよ。

たか:やりましょ。やりましょ。



和歌山の伝統美、紀州漆器と老舗地酒を訪ねて →→その2へつづく
カテゴリ
和歌山の伝統
日時
2008年05月14日10:15
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和歌山の伝統美、紀州漆器と老舗地酒を訪ねて  その2

根来塗研ぎ出し体験







発祥の頃の根来塗りは、表面は朱一色でした。使用しているうちに自然と表面が擦り減り、中塗りの黒が表面に模様として出てきたものだと伝えられています。これが現在の根来塗りの基となっています。

その黒の模様を研ぎだす作業の体験です。




たか:簡単な作業ですけど楽しいですね〜。

のり:そうだと思ったわ〜。
たかさんデザイン系は、お手の物だもんね(この特集ブログの画像加工担当です)




たか:これだったら、小さい子供も楽しめますね。 
でも、黒い部分をどのように表現して研ぎだすか、センスがでちゃいますね。
のりさんのは、どうなりました?

のり:えっ?わ、私のはいいから・・・。

たか:なんで隠すんですか〜 見せて下さいよ。

のり:みなくていいって〜。



たか:はは・・ 見なかったことにしま〜す。みんなには、内緒にしておきますね〜。

のり:・・・・・・・・。


自分で作った作品は、プロによる仕上げ作業の後、自宅に送ってくれます。(直接取りに行くことも可能です。)通常2〜3週間で出来上がるとのこと。


■黒江ぬりもの館
根来塗りお椀:模様の研ぎ出し体験(体験時間:約30分)
いつでも体験できます。10人以上要予約
体験費用:1個 ¥1,000円(送料別)

住所:和歌山県海南市黒江680番地
TEL::073(482)5321
営業時間:10:00〜16:30(毎週水曜日休館)
e-mail:kuroe-nu@zpost.plala.or.jp
※詳細は、黒江ぬりもの館までお問合せ下さい。



■ワンポイント
秀吉の根来攻めにより根来塗の什器はほとんど焼失してしまったようですが、貴重な発祥の頃の根来塗を特別に「池庄漆器店さん」で見せて頂きました。
池庄さんでは通常使用しているのだそうです。思わずビックリ!



池庄漆器店
住所:和歌山県海南市黒江692
TEL:073(482)0125
営業時間:9:00〜17:00 (日曜・祭日休み)
駐車場3台完備

>>池庄漆器店詳細


たか:根来塗椀研ぎ出し体験、楽しかったですね。

のり:そ、そうね・・・ たかさんが満足してくれたなら良かったわ・・・。さて、次はたかさんの大好きなお酒に関するところに行って見ましょうか。

たか:ワオ〜 試飲もありですか?!

のり:あるけど・・・(汗) あくまでも取材だから、飲みすぎないでね。

たか:信用ないなぁ〜 大丈夫ですよ〜♪ 


和歌山の伝統美、紀州漆器と老舗地酒を訪ねて →→その3へつづく
カテゴリ
和歌山の伝統
日時
2008年05月14日10:15
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和歌山の伝統美、紀州漆器と老舗地酒を訪ねて  その3

温故伝承館


のり:温故伝承館はね、昔の精米場をそのまま利用して、江戸時代から使用されてきたお酒づくりの道具や資料を展示しているのよ。収蔵品の質・量は日本のトップレベルとの評価なんですって。
   
たか:日本酒づくりのルーツがわかるところなんですね。 う〜 興味あります。







たか:うわ〜 昔の酒づくりの道具たくさんありますね。

のり:この道具を使っていた頃は、秋に米を収穫し、12月から3月の間に酒をつくって秋までねかせおいたんだって。一年がかりだもんね。酒づくりは大変だったのね。









のり:昔の酒の小売店は、通い徳利で計り売りが中心だったのね。ものを大切にする時代ですもんね。
通い徳利って聞くと、子供の頃、桶を持ってお豆腐を買いにお使いに行ったこと思い出すわ〜。

たか:のりさん、桶を持って豆腐買いに行ったんですか?いつの時代の話ですか?!

のり:も、もしかして、たかさん経験ないの・・・・
向かいの黒牛茶屋で地酒ご馳走するからこの話、会社のみんなには内緒にしておいて〜。

たか:は〜い(ニンマリ)

■温故伝承館
開館時間 :10:00〜17:00
休館日: 正月 1/1〜1/3
見学料: 大人 400円  小人 100円(中学生以下)
※黒牛茶屋でのきき酒(純米酒)がつきます。(お酒が飲めない人には、黒牛茶屋特製甘酒かコーヒーどちらかいただけます。)



和歌山の伝統美、紀州漆器と老舗地酒を訪ねて →→その4へつづく


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和歌山の伝統
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2008年05月14日10:15
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和歌山の伝統美、紀州漆器と老舗地酒を訪ねて  その4

黒牛茶屋


万葉のむかし、黒江の町は美しい入江で、牛の形をした黒い岩が波間に見え隠れしていたといわれています。このことより奈良時代から「黒牛潟」とよばれ、黒牛茶屋のあるこの町は、「黒牛町内会」と名前が付けられました。黒牛茶屋で販売している地酒「黒牛」の名称は、その町内会の名前から誕生しました。





のり:取材の前に唎酒(ききざけ)をいただきましょう。お酒が飲めない人も、甘酒かコーヒーどちらか選べるからいいわよね。

たか:温故伝承館の見学料金にきき酒が含まれているなんて、私にはうれしいシステムです〜。奈良漬け付きですかぁ。酒の肴もあっていいじゃないですかぁ。

さっそく、いただきま〜す。




のり:甘酒おいしい!甘酒ってアルコールが入っていると思ってたけど、この自社製甘酒は入ってないんだって。奈良漬もなかなか美味ね。

たか:日本酒もおいしいですよ〜。そういえば、さっきご馳走してくれるって言ってましたよね〜。

のり:はいはい、一杯だけよ。私は先に取材してくるから、すぐ来てよね。

たか:は〜い!
やっぱり日本人は日本酒だ〜 お酒がうまい!







のり:もう〜 まだ飲んでるの?!どれだけ飲んだのよ〜。取材終わったわよ!
   
たか:いいじゃないれすかぁ〜 たったの一升瓶れすよ〜 (ヒクッ) 

のり:たかさん、完全に仕事忘れてるわ・・・・(汗)



■「黒牛茶屋」には、地酒、酒粕、奈良漬、酒造の際使用した酒袋を利用したバッグ等を販売しているお土産品コーナーがあります。

店内は、酒樽を利用した椅子や、酒造りに使用した道具を使った装飾品で酒蔵にいるかのような趣があります。





>>温故伝承館、黒牛茶屋の詳細はこちら




エンディング



たか:地酒も美味しかったですし、伝統文化にふれるってのもいいものですね。

のり:今回もずいぶんと楽しんだみたいだしね・・・。
   
たか:はい、伝統文化満喫しました!それに、内緒にしておく ”のりさんの弱み” もたくさん握りましたし〜。へへ

のり:・・・・。

たか:てことで、内緒にしておきますから、次回も是非美味しいものを取材にお願いしま〜すっ!

のり:はい、はい。

次回もお楽しみに〜
カテゴリ
和歌山の伝統
日時
2008年05月14日10:15
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